私だ。
あんちえいじゃー(@abcwriter1150)だ。

久々にラノベを読んだので、その感想をしるす。

本日書評を書くのはこちら!

トゥルルル〜、シュパァッ!!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」。通称、俺ガイルである。

それではさっそく紹介しよう。

俺ガイルのあらすじ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(以下、俺ガイル)は渡航(わたりわたる)先生によるライトノベル作品だ。

この作品、実はラノベ界ではかなり人気の作品であり、宝島社が出版している「このライトノベルがすごい!」というライトノベル紹介本の作品部門で、2014年〜2016年の3年連続1位を獲得している(16年の受賞を期に殿堂入り)。2017年9月28日時点で既刊14巻、累計発行部数は700万部超えと、群雄割拠時代のライトノベル業界において不動の地位を確立している作品なのだ。

ちなみに渡航先生は兼業作家で、日中はサラリーマンとして会社勤めをしている。

俺ガイルの物語は、千葉市立総武高等学校(架空の学校)に通う、友達のいないひねくれ男子高校生・比企谷八幡(主人公)が、生活指導担当の教師・平塚静に無理やり奉仕部に入部させられたところからはじまる。その奉仕部には比企谷八幡とは別の方向にひねくれてしまった本作のヒロインである雪ノ下雪乃がいた。さらにそこに比企谷八幡と同じクラスでイマドキな女子高生(ただし処女)の由比ヶ浜結衣が加わり、3人は奉仕部として学内の様々な問題を解決するのだった。そうした中で3人の関係性に変化が生じ、、、、といったストーリーである。

あらすじだけ見ると、我らが週刊少年ジャンプでかつて連載をしていたSKET DANCEを思い浮かべる人もいるかもしれない。ぼくも最初はSKET DANCEを思い浮かべた。

参考エントリ:ジャンプ歴20年超えのぼくが選ぶ、おすすめジャンプ漫画50選!

しかしその中身は全くの別物だ。

俺ガイルは、青春という誰もが通る時代の中で、もがき苦しむ少年少女たちの悩みを、ときにコミカルに、ときに辛辣に描いた作品だ。

俺ガイルの魅力

では、次に俺ガイルという作品の魅力についてみていこう。

これはあくまでぼく個人が感じる面白さであって、もちろん作品のどこに魅力を感じるかは人それぞれである。

こういった楽しみ方をする人もいるんだなと、参考程度に思って欲しい。

主人公・比企谷八幡のひねくれ独白

俺ガイルは、基本的に主人公である比企谷八幡を語り手としている。

つまり、比企谷八幡の考え(というか、筆者である渡航先生の考え)は筒抜けだ。

この比企谷八幡の思考回路が独特で面白い。独特というか、まあひねくれている。ひねくれているのだが、なんというか共感できる部分も多く、それゆえについつい惹き込まれてしまうのである。男子高校生らしく、きちんと性について興味津々なところもいい。

例えば12巻で言うと、下記の独白部分がぼくのお気に入りだ。

俺はといえば、なんだか落ち着かない気分でそわそわきょろきょろしていた。いや、だって女の子の家って緊張しちゃうし……。まぁ、まだマンションのエントランスなんですけどね!踏み入る前から圧があるとか女子の家やばい。もはやラストダンジョン過ぎて出会いを求めるのは間違ってると思う。
他に人の姿もないマンションのエントランスは森閑としていた。その静けさたるや、俺が芭蕉なら岩に染み入るまである。なんなのその芭蕉、アンジェロなの?
ー『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 12巻 54、55ページより。

あんちえいじゃーによる注記)
この場面は、とある事情で雪ノ下雪乃の住んでいるマンションに雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣とともに訪れた場面での比企谷八幡の心情である。
ちなみに森閑の読み方は「しんかん」である。物音もせず静まり返っているさまのことをいう。

この独白のポイントは3つ。女子の家を訪れるときの男子高校生の心情の的確な表現、芭蕉を引き合いに出すセンス、そして一人ボケツッコミだ。

この小説の7割8割は、比企谷八幡のこの独特のノリで構成されている。

もう2つほど紹介しよう。

 男か、男だな。彼氏か。え?マジ?彼氏いんの?いや、お年頃の女性ですし、彼氏いても全然おかしくないと思いますけどね?でも、いざそういう情報に触れると、なぜだか無性に辛くなったりするよね。声優さんの結婚報告みたいな感じ。とりあえずブログのタイトルを【ご報告】にするのやめてほしい。ドキッとするから。ちょっと横になっちゃうから。それどころか縦になるし、最終的には縦横無尽になるまである。
ー『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 12巻 84ページより。

あんちえいじゃーによる注記)
先ほどの場面の続き。雪ノ下雪乃のマンションからの帰り道のシーン。なぜか雪ノ下雪乃の姉、陽乃といっしょに帰ることになった比企谷八幡。陽乃さんに男の姿が見え隠れしたことに動揺しまくりの一幕だ。まあ、たしかにフリーだと思っていた知り合いの女の子に男がいるって発覚するとなぜか妙にショックをうけるよね。別にワンチャン狙ったりとか全然していなかったけど、でも最近良く一緒につるんでいたじゃん!?なんならちょっと好きになっていたよ?ぼくは一体君の何だったのさ!!っていう例の感じ。メルマガのとおりじゃねーか!の瞬間である。

なんせこちらの妹は、世界の妹・比企谷小町だ。小町の前に小町なく、小町の後ろに小町なし。小町を超える妹を俺は知らないし、俺の妹は小町しかいない。なんなら『妹さえいればいい』って前前前世から一生言ってるから。
ー『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 12巻 251ページより。

あんちえいじゃーによる注記)
主人公の比企谷八幡には、とても素直で可愛い妹・小町がいる。確かに可愛いし、こんな可愛い妹がいたら自慢したくもなるだろうが、ハッキリ言って比企谷八幡の妹愛は異常である。もし友達でこんなに妹のことが好きなやつがいたら軽く、否、重く引くレベルである。しかし、小町である。正直ぼくも、小町という妹がいたら、どうなっていたかわからない。

また、この小町ちゃん。普段はお兄ちゃん想いで非常に可愛いやつなのだが、ところどころ普通の女子中学生の顔を覗かせ、兄に辛辣な言葉を浴びせる。

12巻では、兄から差し出された水を「お兄ちゃんの飲みかけはちょっと気持ち悪いから買ってくるね」と突っぱねるシーンなどがある。

くぅぅぅ、辛辣ぅッ!!!

だが、それがいい。

まあ、こんな感じで常に性根がひん曲がった比企谷八幡の心情を楽しめるのが俺ガイルという作品だ。

もちろんシリアスなシーンも盛り沢山なのだが、通常パートのこのノリが楽しめる人には全力でおすすめできる。

登場する女性キャラが、みな魅力的で嫁にほしい

この俺ガイルという作品。とにかく女性キャラがみな個性的で魅力的だ。

ヒロインの雪ノ下雪乃は、王道のツンデレキャラだ。才色兼備でお嬢様。基本完璧なんだけど、たまに天然なところもみせるという、まさにラノベ界の女王のような存在だ。猫好きで、比企谷八幡にそれとなく好意を抱いている点も魅力的だ。この雪ノ下雪乃と比企谷八幡の関係性がどうなるか?というのが俺ガイルの最大のテーマなのだが、はたしてどうなることやら。

もう一人のヒロイン、由比ヶ浜結衣もまた、雪ノ下雪乃と違った魅力がある。天真爛漫で、優しくて常に周囲に気を配っている。流行にも敏感で、スカートの丈も短い。しかし恋愛には奥手であり、高2時点で未だ処女。ぼくなら絶対に由比ヶ浜結衣と付き合うよ。なんだかんだで明るくて笑顔が素敵な女性が1番だ。料理下手キャラもまた魅力。

比企谷八幡の尋常ならざる寵愛を受け、素直に育った比企谷小町も捨てがたい。いやむしろぼくは俺ガイルの中で1番のお気に入りだ。兄想いで素直で明るく、家事全般をそつなくこなす超優良物件。八重歯もキュートで、しかも甘え上手と来たらもう辛抱たまらん。お義兄さん、小町ちゃんをぼくにください。

一色いろはのような後輩に好意を持たれたら、多分ぼくは速攻陥落する。そして、彼女の言いなりなるだろう。小悪魔が標準装備で、でも時折見せるピュアでまっすぐな表情がたまらない。ずっとそばで応援したくなるがな。また、行動力にも優れているので、一緒にいると自分も前に進まなきゃという気にさせてくれる。切磋琢磨し合えるので、生涯の伴侶として理想的な女性かもしれない。

川崎沙希は、趣味が別れるところだろう。正直この手のツンデレキャラは嫌いではない。むしろ好きな人の前ではデレデレしっぱなしなのではないか?と予測している。裁縫が得意と非常に家庭的な女性だ。また、兄弟思いのところもあり、非常にポイントが高い。なぜなら家族に対するその人の態度は、そのまま恋人にする態度でもあるからだ。つまり彼女は、恋人の身の回りの世話をあれこれ焼いてくれるだろう。

平塚静先生は、一度じっくり話をしてみたい女性だ。年齢的には1番親しみを持てる。比企谷八幡には悪いが、平塚先生はぼくが貰い受けよう。

比企谷八幡・雪ノ下雪乃・由比ヶ浜結衣の関係性の変化と結末

俺ガイルは、この3人の関係性の変化の物語である。最初はよそよそしくて遠慮しあっていた3人が、様々な出来事を通じ、打ち解け、仲良くなったと思ったらまた微妙な関係になって、でもそのころにはお互いに無視できない存在になっていて、また歩み寄って、、、、と一筋縄ではいかなくなっている。その辺が、よくあるタダの三角関係とは異なっているため、3人の関係性がどうなるのかイマイチ読み切れないでいる。

我が愛すべきジャンプ作品なら、ほぼ確実にメインヒロインが選ばれるのだが(例えばニセコイ、例えばI”s、例えばSKET DANCE、例えばボンボン坂高校演劇部。例外はいちご100%。)、俺ガイルに関しては、単に雪ノ下雪乃が選ばれて終わり、というふうにはなりそうもない。

一体どんな結末が彼らに待ち受けているのか?正直先が気になって仕方ない。願わくば、登場人物全員にとって幸せな結果が訪れてほしい。。。

参考エントリ:ジャンプ歴20年超えのぼくが選ぶ、おすすめジャンプ漫画50選!

と、このあたりがぼくが感じる俺ガイルの面白さである。

俺ガイル、12巻で物語はついに佳境を迎える

そしてそんな俺ガイル。先日12巻が発売されたのだが、実は前巻から2年以上の歳月がたっての発売である。

今までの刊行ペースからすると異常なスパンである。

どうやら物語もいよいよ終盤に差し迫ってきており、次巻か、次次巻で完結するだろうというのが大方の予測だ。

そして、恐らくそれはそれほど的外れではないだろう。ココからさらに5巻、10巻と続くとは考えられない。

あんまり具体的に書くとネタバレになるので書かないが、いくつか重要なポイントが12巻では明らかになる。

中でもずっと曖昧なままであった比企谷八幡たち奉仕部3人の関係性に具体的な名称がつけられたことは、大きなターニングポイントだ。名称がつけられた、というよりその関係性の正体が明らかになったという方が適切だろうか?それを比企谷八幡に告げるのは、もちろんあの人なんだけど。

その具体的な名称を知ったとき、「なるほどなー」と思ったよ。

うん、たしかにそうなのかもな、と。

そして、ずっと気になっていたその正体を知った比企谷八幡が、それでも逃げず、ごまかさず、自分で考えて出した答え。。。

その答えが果たしてどんな結末をもたらすのか?といったところで次巻。

もー、気になって仕方がない!!!

13巻が今から楽しみで仕方がないのである。

俺ガイルは、メディアミックスも積極的に行われている

さて、ここで寄り道を。

俺ガイル。やはり相当な人気作品であるがゆえに、当然メディアミックスも盛んに行われている。実はぼくがこの作品を知ったのはアニメが最初で、原作の小説はずっと未読のままだった。

アニメも比企谷八幡節は健在なので、まだみていない方はぜひともみてほしい。小町ちゃんと由比ヶ浜結衣が可愛すぎて惚れるレベルだ。

また、ゲーム化もされており、こちらは流石にプレイしていないが、YouTubeの実況動画を見る限り、非常に良くできているので、コアなファンの方はぜひともプレイすることをおすすめする。どのキャラとくっつくかでエンディングが変わっており、原作とは違った結末を楽しむことができる。いろはすエンドが何気に好き。

こういうメディアミックス作品もしっかりクオリティの高いものが作られるということは、それだけ原作に魅力があるということなのだろう。

俺ガイル、続きアニメでやってくれねえかな。

Amazonプライムで話題のアニメ作品をタダで楽しもう

さきほども少し書いたように、ぼくが俺ガイルをはじめて知ったのは、アニメであった。

では、そのアニメはどこで知ったのかというと、Amazonプライムビデオである。

Amazonプライムとは何か?

Amazonプライムとは、年間費3,900円(税込)でAmazonの様々なお得な機能が使えるようになるサービスである。正直言ってオトクすぎるので、登録していない人は秒速で登録すべきである。

Amazonプライムの何がそんなにお得なのか?詳細はまた別のエントリでまとめようと思うが、そのうちの一つにAmazonプライムビデオ機能が使えるというものがある。

ぼくはこのAmazonプライムビデオを通して、俺ガイルというアニメを知ることができた。

他にも「幼女戦記」

「有頂天家族2」

「僕らはみんな河合荘」

などの作品を知ることができた。

どの作品も、Amazonプライムビデオで無料で楽しむことがデキるゾ。

最近だと「ゲーマーズ」や「エロマンガ先生」といった数々の名作を知ることができた。

完全無敵のAmazonプライムビデオだが、唯一の欠点は休日に家から出なくなってしまうことだろうか?
比企谷八幡ばりにヒッキーになってしまうこと請け合いだゾ。

もちろんアニメだけでなく、普通の映画やAmazonオリジナルのドラマなども楽しめるので、まだの人はぜひともAmazonプライムビデオに登録することをおすすめする。

おしまい。

>>Amazonプライム詳細はこちら!