今、日本で一番熱いアニメと言えば、ご存知「有頂天家族2」であろう。

 

このアニメ、元は森見登美彦という作家の小説を原作にしたアニメなのだが、あまりにも出来が良すぎて多くのゆるふわファンタジー好きをとりこにしてきた。

 

もちろんぼくもその一人。ガッツリしたアニメはそんなに知らないけど、こういうほんわかゆるふわアニメは大好物です。

 

例えば、僕らはみんな河合荘

 

僕らはみんな河合荘 / KAWAI COMPLEX

僕らはみんな河合荘 / KAWAI COMPLEX

 

 

例えば、この美術部には問題がある

 

 

例えば、エロマンガ先生

 

 

あれ、意外とアニメ見てるじゃねーか。

まあ、Amazonプライムビデオのおかげですね。

まだ入会していない人は一日でも早く入会すべき。

 

まあ、そんなこんなで有頂天家族です。

 

このアニメは、京都市内で暮らすタヌキ、天狗、人間の三者三すくみのドロドロの関係性を、面白おかしく描いたゆるふわファンタジーである。

主人公は、タヌキ。しかし、彼らはただのタヌキではない。バケ術を駆使し、ときに人間に、ときにカエルに、ときにトラに变化するのだ。というか、この作品のタヌキたちは、基本みんな化ける。

そういう意味では平成狸合戦ぽんぽこに出てくるタヌキたちに通ずるものがある。

 

 

まあ、この作品のタヌキたちは、ぽんぽこのタヌキたちと比べるときちんと人間世界に適応しており、随分のんびりと暮らしている。生存戦略としては正しいと思う。

 

この作品の根底にあるテーマは「おもしろきことはよきことかな」の精神である。

タヌキも天狗も人間も、いつか朽ち果てて死んでしまうもの。

だったら限りある生命、面白おかしく生きてこそ!

この物語の主人公である下鴨矢三郎は、かつてタヌキ界の長である偽右衛門を立派に務めた偉大なる父、下鴨総一朗の三男坊である。その化け術、処世術は非常に優れており、タヌキ界でも一目置かれているのだが、いかんせん性格がぐーたらでだらしない。

類まれなる才能をただ面白いことをなすためだけに使う、少々残念な主人公なのであるが、そこがまた彼の魅力なのである。

 

てか、ぼくのように低スペ、才能なんてまるでない男たちの勘違いを誘発するキャラなんだよね。

矢三郎は、才能はあるがやる気はない男。

僕らは、才能もないし、やる気もない男。

でも、矢三郎をみて、ぼくらは自分の姿を彼に重ねる。

わかるわ〜、自分だって本気出せば上目指せるけど、そうするといろんなしがらみがあるから「あえて」ぐうたらしてるだけなんだよね〜。本気出せばすぐ彼女なんてできるけど、女って面倒だから(海星のことだ)、相手にしてる暇ないっていうか。

 

いや違うから。

 

たしかに矢三郎は才能のある男だし、女の子(メスタヌキか)にもモテモテだ。なんなら弁天(美女・人間)とディープキスだってしている。

 

でもね、それは彼が才覚ある男(オス)だからだよ。

 

ぼくらには才覚なんて無い。しかも努力していないんだから、もうどうしょもない。

 

でも、そんなぼくらにゆるふわな笑いと、安心感をもたらせてくれるアニメ。

 

それが有頂天家族2だ。

 

 

アニメを見て作品が気に入った方は、ぜひとも原作の小説も読んでみてほしい。アニメとは違った彼らの内面が見れて、とてもおもしろい作品だ。

 

森見先生、早く3部出してくださいな。