私だ。
あんちえいじゃー(@abcwriter1150)だ。

今回は前回の記事の続きだ。

前回の記事を未読の方は、そちらをまずは読んでほしい。

関連エントリ>>【副業】Amazon輸入でぼくが成功することができなかった原因(前編)

ぼくはAmazon輸入で成功することができなかった。

その理由を記すことで、今後の勤め人卒業のための糧とした。

ぼくは、勤め人を卒業したいと思う。

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実際にAmazon輸入を行って感じたこと

後半では、実際に手を使い、時間を使い、お金を使ってAmazon輸入に取り組んだぼくが感じた、Amazon輸入に関して「これは無理ゲーだな」と思った点を赤裸々に記したいと思う。と同時に、こうすればよかったな、と思った手や、Amazon輸入を成功させるために最低限必要だと感じたことも記したいと思う。

これからAmazon輸入に取り組もうと考えている人にとって、少しでも役に立てたら嬉しい。

正直しんどいと思った点1.商品が手元に届くのにタイムラグがありすぎる

まず最初にしんどいなあと思った点がこれだ。

商品をアメリカのAmazon.comで注文し、その商品が日本に届くまでに時間がかかりすぎるのだ。

具体的には2週間ほどかかる。

これには様々な要因が絡んでいるのだが、一番は関税と輸送費の問題だ。

アメリカから日本に個人が商品を輸入しようとした場合、様々な税金がかかる。どんな種類の税金がかかったのかはすっかり忘れてしまったが、なんかよくわからないくらいいろんな税金をむしり取られた。

また、アメリカから日本に商品を輸送する際の費用も馬鹿にならない。
なぜなら空輸で輸入されるからだ。

ゆえにアメリカのAmazonで買った商品を、日本のAmazonで商品を買ったときのように、その都度配送してもらっていたら、莫大な費用がかかってしまう。その為Amazon輸入では、アメリカにある倉庫に一旦荷物を預けておき、ある程度荷物が溜まってからまとめて日本に空輸するのがセオリーになっている。

その為どうしても商品が手元に届くまでタイムラグが生じてしまう。

さらに悪いことに、アメリカは広大な土地であるのだ。

どういうことかというと、アメリカのAmazonで頼んだ商品を、アメリカでこちらがレンタルした倉庫に届けてもらうのにも、かなりの日数がかかってしまうのだ。日本の通販で買い物をする感覚でいるととんでもない目にある。意外と見落とされがちだけど、このタイムラグは馬鹿にできない。

ぼくの記憶だと、同じタイミングで注文した商品でも、ひどいときは1週間ほど商品の納品時期に差ができた。

アメリアは広いのだなあということを身をもって実感した瞬間である。

アメリカの倉庫に届くのに数日~1週間。

ものが貯まるのに1週間~10日。

まとめて発送して自宅に商品が届くのに2週間~3週間。

検品して、AmazonFBA(※)に発送するのにまた2,3日。

AmazonFBAに登録されるのにまた2,3日。

商品の入荷から出品までおよそ1ヶ月程度かかってしまうのだ。

※AmazonFBAとは?

Amazonが商品出品者のためにおこなっているサービス。FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略である。公式HPの説明を引用しよう。

フルフィルメント by Amazon(FBA)は、Amazonの世界屈指の配送システムを活用し、商品の保管から注文処理・出荷・配送・返品に関するカスタマーサービスまでを提供するだけでなく、Amazon.co.jpでの販売力を強化し、売上拡大を支援するサービスです。

つまり、Amazon輸入において最も面倒な部分である梱包作業や配送作業をAmazonに代わりにやってもらえるサービスなのである。しかも、不良品のクレーム対応や、返品対応までおこなって貰えるのだ。Amazonで転売ビジネスに取り組もうと考えている人は絶対に利用すべきサービスである。しかも、AmazonFBAを利用すると、Amazonプライムの公式チェックマーク?をつけてもらうことができる。

AmazonFBA

これは「この商品の梱包、発送、クレーム対応はAmazonが行いますよ」というしるしである。

これは購入者に対して安心感を与える効果がある。

具体的に想像してみよう。

そう、アラツー女子がお気に入りのランジェリーを購入するときのことを。

とてもセクシーでエロスに満ち溢れた商品だ。

そんな商品をAmazonで購入するとき、もしも商品の梱包、発送元がよくわからない業者だとしたら?

そう、例えばぼく、あんちえいじゃー(@abcwriter1150)のようなおっさんが、どんよりとした薄汚い部屋で、真心と下心を込めて丁寧に梱包していたとしたら、、、、、?

もうその時点で感謝の正拳突きである。

なんの話だっけ?

そう、AmazonFBAを利用することは、購入者に安心感を与える意味でも、煩わしい梱包、出荷、クレーム対応などの雑務をしなくてすむ意味でも、Amazon輸入を行う際には非常にメリットが大きいのである。

正直しんどいと思った点2.諸々の手数料がかかりすぎて、利益計算が大変

ある程度覚悟はしていたのだが、正直に言おう。

Amazon輸入にかかる諸経費は尋常ではなく、正確に利益を予測することが非常に面倒くさい。

  • アメリカのAmazonで商品を購入し、アメリカの倉庫にものを送る際に発生する送料
  • 倉庫から日本に商品を送る際に発生する送料
  • 関税もろもろ
  • 届いた商品をAmazonに送付する際に発生する送料
  • 商品が売れた際にAmazonに抜かれる販売手数料

などが一回のサイクルで発生する。

またその他にも

  • アメリカの倉庫のレンタル料金
  • AmazonFBAの利用料金

なども毎月払わなければならない。

これらの諸経費を考えずに、単にAmazonの売値の差額だけで利益計算をすると、とんでもない目に遭う。

そう、商品を売れば売るほど赤字になるのだ。

ぼくの感覚値だと、単純なAmazonの売値で3,000円以上の利益が見込める商品でないと利益は発生しない。

そして、そんな商品はあんまりない。

あったとしても日本のAmazonで販売が禁止されていたりするものがほとんどだ。いやもしかしたらもっときちんとリサーチをすればあるのかもしれないが、平日毎日2~3時間、休日はその倍以上の時間を1ヶ月間リサーチに費やしてきた結果、そんな都合のいい商品はついぞ見つけることができなかった。

書籍を読んである程度覚悟はしていたのだが、想像以上にお金をむしられる商売だと感じた。

また、税制はわりと頻繁に制度が変わるので、本に書かれていない税金がかかったりするので要注意だ。

正直しんどいと思った点3.商品の受取が大変

そう、ぼくは年収300万円代のポンコツゆるふわサラリーマンだ。

そんなぼくでさえ、平日はAmazonの荷物を受け取ることができない。

なぜなら会社にいるからだ。

ゆえに商品を受け取るタイミングはどうしても土日になる。

これが意外とストレスになる。

ご存知のように、ヤマトや佐川は時間指定はできるが、そのあいだは家にいなければならない。

午前中に指定をかけたら、ある程度早起きをしなければ寝過ごしてしまう。午後の2~4時に時間を指定したら、ストリートの声掛けに絶好の時間帯に家にいなければならなくなる。夜は夜でストリートに繰り出したいし、そうでなければお酒を飲みながらゲームをしたい。

意外とこの「荷物の待ち時間」は苦痛なのである。

それもビジネスとして回すのであれば、ほぼ毎週ある一定の時間は家にいなければならない。
まあ、お金が儲かるならそれもやむなしなんだけど、やっぱりちょっと面倒くさい。

そして何より大変なのは、届いた商品が傷ついている可能性があることだ。

これは日本とアメリカの文化の違いなのか、それとも空輸の限界なのか知らないが、アメリカから届いた荷物は、ときに粗悪な梱包により外観が傷んでいる場合がある。

ある程度の損傷なら傷物として価格を下げて出品すればいいが、あまりに損傷がひどい場合は出品すらできない。

ぼくも何品かFBAからNGを食らった。

それほど利益を期待していない商品ならともかく、肝いり商品が出品できない場合に受ける痛手は計り知れない。

Amazon輸入ビジネスにはこのようなリスクがつきもので、意外とこれがストレスになることは断っておくべきだろう。

正直しんどいと思った点4.出品した商品が確実に売れるとは限らない(在庫リスク)

なんやかんだいって、これが一番精神的にしんどいかもしれない。

ブログアフィリでいうところの「記事を書いても書いてもPVが上がらない。むしろ下がる」ときに受ける精神的苦痛に似ている。

そう、入念にリサーチをして、これは売れる!と踏んで商品を購入、輸入。そして意気揚々と出品したはいいが、1ヶ月たっても2ヶ月たっても商品が売れない。値下げをしても売れない。ライバルたちもどんどん値段を下げて、気がつけば売れても赤字の状態だ。それならまだしも半年たっても売れない。その間にもAmazonの保管料は毎月発生する。。。。。

1品2品ならまだしも、もし仕入れた商品のうち半分以上がそんな状態に陥ったとしたら?

これは杞憂でもなんでもなく、現実的に起こりうる事態だ。

そう、Amazon輸入が物販ビジネスである限り、この在庫リスクは絶対につきまとってくる問題だ。

しかも前述したとおり商品を出品するまでかかる時間は早くて1ヶ月だ。

その間に仕入れた商品の価格が暴落することもあるし、何らかの要因で売れなくなってしまうことも考えられる。競合が独自の仕入れルートを発見し、当初想定していた金額より遥かに安い値段で商品が販売されることもあるだろう。

このプレッシャーは常につきまとうと考えて差し支えない。

こうすれば成功できたかも?思うこと

しかし、このような転売ビジネスが全くの無理ゲーかといえばそうは思わない。

古くからある王道のビジネスモデルである。適切なやり方でビジネスモデルを築く事ができれば、十分に利益を確保することはできると考える。

しかし、その条件はかなりハードだ、というのがぼくの感想だ。ぼくは自身のスペックや余剰資金、このビジネスを面白いと思うかどうか?を考え、このAmazon輸入のビジネスから撤退した。

しかし実際に取り組んでみて、こうすれば成功できたかも?と思うところが幾つかあったので、それを記しておこう。もし今後Amazon輸入などの転売ビジネスを副業として考えている人がいるのなら、参考にしてほしい。

種銭は最低でも200万は必要

いきなり生々しい話で恐縮だ。

しかしぼくたち男たちは、いつだって「生」の響きに興奮する。できれば生で、、、と思う方は多いだろう。

もちろんビールの話だ。

そうそう、Amazon輸入に取り組むにさいし、ぼくは50万円ほどの予算を用意した。

正直甘かった。

これはAmazon輸入に限った話ではないが、自身でビジネスを起こそうと思うなら、50万円はお話しにならない。

最低でも200万円は用意しないと、ビジネスとして軌道に乗せることは難しいだろう。

特にAmazon輸入などの転売ビジネスに取り組む場合、最初に商品を仕入れる必要があるし、在庫リスクも考えないといけないため、ある程度物量を抱え込まないと利益を上げるところまで持っていくことができない。これは本当に誤算だった。

もしAmazon輸入で成功したいなら、最低でも200万円は用意しよう。

支持すべき成功者を見つける

これはどの分野で副業をする場合でも言えることだが、まずは自身がモデルとしたい人をみつけることが必要である。

そして、その人が書いている本やブログをひたすら読み込むのだ。

  • どのようにしてビジネスを起こしたのか?
  • ビジネスモデルの肝はどこにあるのか?
  • どのような失敗をして、どのように乗り越えてきたのか?

などなどの情報をとにかく仕入れる。

もし、その人がセミナーを開催しているなら足を運んで直接話を聴く。

最近では有料サロンなどを開いている成功者も多いので、そういったものに入るのもいいだろう。

これは投資の世界で昔から言われていることであるが、先人の遺産は大いに活用すべきなのである。

一から同じ苦労を自分がすることはない。

俗に言う「巨人の肩に乗る」ことが必要なのである。

本に書いていないような勘所を養うためにも、そういった集まりに参加することは非常に大切である。ネット社会バンザイといったところか。

簡単には成功しない、上手い話はない、と腹をくくる。その上で最低1年は努力する

実はこれが一番肝心で、一番むずかしいのだが、とにかく成功するまで継続することがどんな分野の副業でも必要である。

世の中に「たった一ヶ月で本業を超える収入」を得られるような夢の稼ぎ方は存在しないし「1日たったの5分」作業をするだけで月収50万円も稼げる方法も存在しない。

どんなことをなりわいにするにしても、お金を稼げるようになるにはそれ相応の努力が必要なのである。

そこまで頑張れるか?が一番肝心だ。

結局最後は根性論。

最低でも1年は愚直に取り組もう。

そんなぼくもまだブログに取り組んでいる最中だ。

おわりに

さて、今回は前編、後編に分けてぼくがかつて取り組んだ「Amazon輸入」について解説してきた。

正直やり方や用意した資金が足りず、見込みが甘かった部分が多いのも否めない。

もし数百万円の種銭を用意して、それを投入することができるのなら、今からでも十分成功可能な副業なのかもしれない。

ただ、先人のやり方をただなぞるだけで成功できるほど甘い副業ではないなと言うのがぼくの感想だ。

ぼくは途中で撤退したが、それでも自分一人で一つの事業を回したことで得られた経験はとても貴重なものだと思っている。

結果は赤字で、50万円は35万円くらいに減った。

それでも売れた商品はあったし、利益が出た商品もあった。

こうやってブログの記事にすることで、何が難しくて、何が自分の反省点だったのかも整理することができた。

この経験を糧として、ぼくはまた次のビジネスに取り組みたいと思う。

すべては勤め人を卒業するために。

おしまい。