これは全国各地に転勤することを余儀なくされたぼくの友人が、転勤族を辞めて真の幸せを手に入れた話です。
もしあなたが定期的にやってくる全国転勤に嫌気が差しているのであれば、ぼくの友人の決断が何らかのヒントになれば幸いです。
ゆるふわ目次
全国に展開する飲食店に勤めている友人は典型的な転勤族
全国展開をする飲食店に勤務するぼくの友人は、典型的な転勤族でした。
いきなり10日後に次の土地にいけ!などと無茶な転勤をさせられることはなかったといいますが、それでも数年に1度の割合で全く縁もゆかりもない土地に飛ばされていました。
総合職正社員で、将来の幹部候補と期待される彼に対して、会社は様々な地域のお店を経験させておきたかったのだと思います。
現に優秀な社員であった彼は、配属される店舗の売上を確実に伸ばし続けました。
結果を出せる社員にさらなる活躍の場を与えようとするのは、企業であれば当たり前の判断だと思います。
そんな彼は本当に全国津々浦々に飛ばされていました。
妻との間にできた愛の結晶(子ども)
会社員として非常に優秀だった彼は、女にもモテました。
世間一般の優秀な人がそうであるように、彼もまた20代の若さで非常に可愛らしい女性と結婚をしました。
そして、二人の間には可愛らしい男の子がいます。

「あ、多分あのとき、あの場所で授かった命だ」
20代という、まだ青春真っ只中にいた彼らは、今なら考えられないようなシチュエーションで、今では考えられないほどの情熱を持ってお互いの愛を確かめ合いました。

あの絶頂のさなかに授かった命が、今の息子なのだなあ
と当時の情熱的な夜を思い出しながら、彼はぼくに誇らしげに語ってくれました。
奥さんのこともよく知っているぼくは、正直反応に困るのですが、誇らしそうなので良しとしています。
子どもができてから、彼は明らかに変わりました。
結婚をしても、子どもを授かるまではわりと付き合いもよく、独身時代よろしくぼくと大いに飲み明かしていた彼ですが、妻の妊娠が発覚してからは飲み会にこなくなりました。
そして念願の子どもが生まれてからというもの、彼の人生の最優先事項はぼくたちとの飲み会から、子どもへと完全にシフトしました。
また、今まで仕事大好きで、転勤族であった彼の仕事に対する考え方が変わり始めたのもこのころです。
子どもが生まれたばかりの頃、彼は相変わらず仕事第一の生活でした。
自分がしっかり稼ぐことで妻や子どもに楽をさせたい。
そう考えた彼は、むしろそれまで以上に頑張って仕事をするようになりました。
新しい土地、新しい職場環境。

上等だ!みんなおれの配下にしてやんよ!
競争心が旺盛な彼は、毎日毎日バリバリと働きました。
そんなある日、家に帰ると妻がキッチンのテーブルに突っ伏して寝ていました。
彼は久しぶりに妻の寝顔をじっくりと眺めました。
妻の顔は少しやつれているように見えます。
仕事ができる元モテ男の彼は、女性の機微に敏感です。

こいつがテーブルに突っ伏して寝てるなんて、よっぽどだな、、、
次の休日、彼らはベビーシッターに子どもを預け、久しぶりに夫婦2人きりの時間を過ごしました。
時間にするとほんの数時間の間でしたが、妻の楽しそうな笑顔を見て、彼は一つの決意をいだきました。
子どもの世話に疲れ切った妻の姿をきっかけに、転勤族を辞めることを決意
後ほど妻に話を聞くと、やはり小さな子供を連れながら知らない土地で暮らすのはとても負担が大きかったとのことです。
自分たちのために頑張る彼の姿を知っているだけに言い出せなかったようですが、本当に大変だったとのことでした。
ただでさえ子育ては大変なのに、転勤のたびに知らない土地に引っ越さなければならないので、せっかくできたママ友とも離れ離れになり、また一から交友関係を気づかなければならないのは、彼女にとって予想外に大変なことでした。
育児の相談ができるママ友の存在が、新米ママにとってどれだけ重要なウェイトを締めているかは、男性にはなかなかわからないものです。
生活環境がガラッと変わり心身ともに負担が増える
さらに追い打ちをかけるように、せっかく慣れ親しんだ生活環境が転勤のたびにガラッと変わるのも、多大なストレスになったといいます。
部屋が変わるだけでなく、気候も地域によっては全然違います。
地味に大変なのが、転勤のたびにかかりつけの医者を探し直さなければならないことでした。
子どもが小さいうちは、安心して通える医者が近くにあるかどうかはとても重要です。
新しい土地に引っ越すたびに近所で評判の医者を探し直さなければならないのは、妻であり母である彼女にとって大変負担なことでした。
段々やつれる妻を見て、地元に戻ることを決意
子どもも小さいし、これ以上妻に負担をかけたくなかった彼は、転勤族を辞めて地元にじっくりどっしりと腰を落ち着けることに決めました。
2人は地元の大学に通い、そこで出会って結婚までたどり着いた理想的なカップルだったのです。
女性にモテた彼が、ちょいちょいつまみ食いをしていたことは、ここだけの話です(もちろん、結婚してからはつまみ食いなどしていません)。
転勤族を辞めるために彼が選択できた手段は2つありました。
転勤のない雇用形態に変更する
まず彼が考えたのが、今勤めている会社で雇用形態を変更することでした。
つまり、全国転勤がある幹部候補の総合職正社員ではなく、地域社員になる方法です。
これなら自分の希望する地域内の店舗での配属替えはありますが、基本的に転勤はなく、一つの地域にどっしりと腰を据えて働くことができます。
しかし、この雇用形態にはマイナスの側面もあります。
それは、お給料が減ってしまうことと、出世ができなくなってしまうことです。
子どもが小さかった彼らにとって、収入が減ってしまうのは非常に悩ましいことです。
2人目、3人目も考えていた彼ら夫婦にとって、今後収入が増えない地域社員の道は茨の道でした。
地元の企業に転職をする
収入が減るのは勘弁だ。
でも、これ位以上転勤はしたくない。
そんなわがままを叶えるために彼が選んのだのは、地元密着の優良企業に転職をすることでした。
地元密着の企業なら、転勤はありませんし、転職直後は収入が下がるかも知れませんが、幹部候補としてバリバリと仕事で結果を出せば、将来的な年収アップは期待できます。
そして彼には以前の会社でしっかりと結果を出した実績と、それによって培われた自信がありました。
生涯年収を減らすことなく、どっしりと生まれ育った地域に腰を据えて働ける。
彼にとって他に選択肢はありませんでした。
具体的に地域密着型の仕事とは、どのようなものがあるでしょうか?
ざっと考えられるだけでも下記のものがあります。
・地域密着の中小企業
・SEや内勤系の職種
・ルート営業
・フリーランス
・在宅OKなWebデザイナーなど
飲食店でバリバリと働いてきた彼は地元密着型の企業で外回りの営業マンとして働くことにしました。
自分の店を持つ、という選択肢もあったらしいのですが、お給料やお休みの面で、勤め人でいることを選んだ彼の選択は懸命なものだったと思います。
転職をするために友人が使ったのが転職エージェント
地元を離れて何年もたっていた彼が、地元密着の企業に就職できたのはなぜでしょうか?
その秘密は転職エージェントという会社にありました。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、地元ではそこそこ名前のしれた優良企業だけど、全国的な知名度はなくて、地元を離れていった優秀な若者の獲得に苦労している企業と、様々な理由で都会ではなく地元で働きたいと考えている求職者をマッチングさせる企業のことです。
転職エージェントについて詳細を知りたい人は下記のエントリ群を参考にしてください。
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おすすめはリクルートエージェント
もしあなたが地元の企業でどっしりと腰を落ち着けて働きたいと考えているのであれば、登録すべき転職エージェントはリクルートエージェントです。
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リクルートエージェントのおすすめポイント
なぜリクルートエージェントがおすすめなのか、その理由をみていきましょう。
全国各地に営業所があり、地方案件に強い
リクルートエージェントは、全国16箇所の主要都市に拠点を持っています。
ゆえに全国各地の地域密着型の企業とのパイプも太く、地方の求人案件も多く持っています。
よほどの田舎でない限り、あなたの育った地元の求人の中から、あなたの希望条件にマッチする案件を紹介してもらえるでしょう。
リクルートエージェントの拠点一覧はこちらをご参照ください。
面接日程の調整など、面倒な手続きを代わりにおこなってくれる
転勤族であるあなたは、会社に必要とされている人材であり、毎日忙しく過ごしていることと思います。
日々の仕事に忙殺されていると、なかなか転職活動に時間を割くことができません。
そんなときリクルートエージェントを利用すれば、面接日程の調整などの面倒な事務手続きを一部代行してもらえます。
リクルートエージェントを利用すれば、1人で転職活動をすすめるよりも格段に効率よく転職活動をすすめることができます。
応募書類の添削や面接練習などのサポート体制も充実
また、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削や面接の練習など、面接の通過率をあげるためのサポート体制が充実しているのもリクルートエージェントの特徴です。
まさか転職用の応募書類を社内の人にみてもらうわけにもいかないと思うので、自分の作った書類に客観的な意見を貰えるのは非常にありがたいことです。
面接の練習もやるとやらないのとでは全然違います。
自分の主義主張の矛盾点に気づけたり、「え~」とか「あの~」といった喋り方の癖がわかったり、目線が泳ぐといった妙な癖を事前に発見できたりと、リクルートエージェントとの面接練習で得られるものは多いです。
こういった転職を成功に導くためのサポート体制が充実しているのも、大手ならではの強みと言えます。
生まれ育った土地でいきいきと子育てをする妻
生まれ育った地元には、実家もあるし心許せる友人も多くいます。
そんな環境が子育てで忙しい妻にとっては非常に安心感をもたらしてくれました。
以前のように表情が明るくなり、気のせいか以前よりもふくよかになった妻の幸せそうな顔を見て、彼は心から地元に戻ってきよかったと思いました。
家庭の中にも笑顔があふれるようになったと聞きます。
また、以前よりも肌艶が良くなり、美人にますます磨きがかかった妻に日々欲情するようになってしまったと、こちらにとってはどうでもいい悩みを聞かされるようになりました(どうでもいいわ!)。
恐らく待望の2人目はもうすぐ生まれることでしょう。
思い切って地元企業に転職してよかったと彼は後に語ってくれました。
唯一の懸念点は、若かりし頃に美味しく頂いた女性たちに出くわさないかという点だけだとも言っていました(しったことではありませんね)。
もしあなたが転勤族であることに嫌気がさしているのであれば、自分の心に素直にしたがって、転勤をしなくても食いっぱぐれない働き方をみつけたほうがいいのではないでしょうか?
そのためのきっかけに、転職エージェントに相談に言ってみることから始めてみませんか?
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