- 部下が全然進捗を報告してこなくて毎日ストレスフル
- 現場を全くわかっていない役員とちっとも言うことを聞いてくれない部下
- 一体いつまでこの報われない仕事を続ければいいのだろうか?
念願の管理職になれたけど、想像以上のストレスでお悩みのあなたに向けて。
こんにちは、あんちえいじゃー(@abcwriter1150)です。
念願の役職を貰って、部下をマネジメントして更に結果を出そうと意気込んだはいいけれど、想像以上に辛くて悩んでいる人は多いと思います。
現場ではそれなりの結果を出してきただけに、なんで管理職になった途端にうまく結果が残せなくなったのか不思議ですよね?
でも、それは少しも不思議なことではありません。
なぜなら現場で結果を出すための能力と、管理職として結果を出すために必要な能力は同じではないからです。
管理職としてうまく仕事が回せないということは、あなたにとって管理職は不向きな仕事なのでしょう。
この記事では、現場での仕事では結果を残せてきたのに、管理職になったとたんにさっぱり実力が発揮できず、毎日辛い思いをしている人に向けてその解消法を書きました。
結論を述べると、管理職がどうしても辛くて耐えられない人は、プレイヤーとして活躍できる会社にさっさと転職しちゃいましょう。
30歳をすぎて未だ平社員。早く管理職になりたくて焦る友人
学生時代からの友人たちと、久々に飲み会を開催したときの話です。
久しぶりに顔を合わせたいつメン(※「いつものメンバー」のこと。若者言葉)の中にはまさか営業職として頭角をあらわした友人や、彼女に浮気をされてしまい、シフト制の仕事を辞めた友人、ウェディングプランナーの想像以上の激務ぶりに転職を余儀なくされた友人などもいました。
彼らは確かに途中寄り道をしましたが、それでも今の仕事には満足しており、役職も貰えてそれぞれが楽しい人生を歩んでいるようでした。
そんな中、1人の友人が浮かない顔をしています。
周りの友人たちもそんな彼の様子に気付き、話を聞いてみることにしました。
どうやら彼は、順当に管理職として出世しているみんなと違って、未だに平社員であることに焦りを感じているようでした。

たしかに、学生時代は同じだと思っていた仲間が順調に出世街道を歩んでいる話を聞くと、わけもなく焦るよね!
そんなこと気にすることないよ!とみな彼を慰めます。
やはり学生時代からの友情はいいものですね。
彼らは心の底から、友人を励ましました。
念願の管理職になれたはいいが、、、
役職がないことに悩んでいた彼でしたが、実直な仕事ぶりが評価されたのでしょう。
ついに念願の役職を貰えることになりました!
彼に用意された役職は「課長代理」。

やったー!!おれもついに管理職に昇進だ!!!
とうれしそうにグループラインに投稿する彼。
先日の飲み会での様子を心配していたぼくたちは、みな一様に彼の管理職への昇進を喜びました。
しかしまさか、そんな彼に残酷な現実が待ち受けているとは、そのとき誰も想像さえしていませんでした。
想像以上に辛い!管理職を辞めたくなった理由
管理職として部下を持ち、役員とも直接関わるようになった彼ですが、それらすべてが彼の想定を超えていたといいます。
そんな管理職特有のプレッシャーに嫌気が差して、だんだん管理職を辞めたいと考えるようになったといいます。
それでは一体管理職のどんな点が、想像以上に辛かったのでしょうか?
管理職の辛かった点1.役員のご機嫌取りに部下のモチベーション管理
まず何より辛かったのが、自分よりも上の役職、正確に言うと役員たちと自分の部下との間で板挟みになることでした。
上司たちの板挟みにストレスを感じることは、社会人としては誰でも遭遇する出来事ですが、そのストレスは彼の想像を超える凄まじいものでした。
現場のことをまったく理解せずに、自分たちの頭の中でできあがった論理を押し付けようとする役員たち。
いわゆる「ゆとり」や「草食系」が入り混じり、「好きなことで生きていく」という、現実の厳しさを全くわかっていない、理想ばかりが先行して実力が全く伴っていない部下たち。
そんな2つの全く異なる人種間の調整役として勤めを果たさねばならない日々の業務に、彼の精神はどんどん蝕まれていきました。
管理職の辛かった点2.自分の所属する部署全体のことを考えた決断を迫られる日々
また、役職なしの一プレイヤーとして勤めていたときは、常に自分の数字だけを考えていればよかったです。
去年までと同じことをしていては到底達成できそうもないノルマを前に、彼はいつもワクワクしていました。

ちくしょう、みてろよ!おれは去年までのおれとは違うんだ!
そんなふうに、与えられたノルマを達成することだけを考えていればよかったプレイヤー時代。
しかし、今は管理職です。
自分の数字だけではなく、自分の管理する部下たちの数字にも気を配らなければなりません。
そこには戦略性が必要になります。
- 部に与えられたノルマを誰にいくらずつ振り分けるか?
- 1週間の進捗具合はどうか?
- 目標に対してどれだけ不足しているか?
- 不足しているとしたら、どうやってその不足分を補うか?
- 叱責?激励?
と、1プレイヤーのころには考えなくてもよかったことを考えなければなりません。

な、なんだこれは、、、
知略を巡らせるのが好きな人にはとてもやりがいがある業務かも知れませんが、残念なことに彼にとって、これらの業務はストレス以外の何物でもありませんでした。
管理職の辛かった点3.ちょっとした発言が、セクハラ・パワハラといわれることの恐怖
バブル時代のころとくらべて、SNSが発達した現代はセクハラ・パワハラに敏感です。
彼の部下にも、20代のとてもかわいらしい女の子がいます。
どういった発言がセクハラ・パワハラと取られるかを考え、言動には最新の注意を払わなければなりません。
インターネットのせいで、最近の若者はとにかく知識が豊富です。
管理職である彼は、本業とは関係のないそういった部分にも気を配って業務に当たらねばならず、それがとても苦痛でした。
管理職の辛かった点4.いくら働いても残業代が出ない
管理職となった彼のお給料は、平社員時代よりも増えました。
しかし、業務量は確実に増加したため、残業時間も大幅に増えました。
残業代がでなくなったため、時給換算で考えると明らかに給料が減ったといいます。
これは日本社会におけるおおいなる矛盾ですね。
自分に管理職は向いていないからプレイヤーに戻りたいと考えた彼
まとめると
- 役員のご機嫌取りに部下のモチベーション管理が辛い
- 自分の所属する部署全体のことを考えた決断を迫られる日々が辛い
- ちょっとした発言が、セクハラ・パワハラといわれることの恐怖感が辛い
- いくら働いても残業代が出ないのが辛い
そして、管理職を辞めて1プレイヤーとしてガシガシ稼ぐ毎日に戻りたいという欲求が日に日に強くなっていきました。
辛すぎる管理職を辞めるために取るべき方法
管理職の仕事に嫌気がさした場合、具体的にどのような対応が考えられるでしょうか。
降格願いを出す
まず考えられるのは、管理職を辞退することです。
しかしこれはなかなか難しいです。
また仮に管理職からの降格願いがかなったとしても、もはやその会社ではあなたの居場所はなくなるかもしれません。
なぜなら会社側はあなたの将来性に期待して管理職を任せたからです。それを辞退することは、会社側からやる気がない社員と判断されても文句はいえません。
お給料やボーナスが減らされ、面白い仕事がその後一切回ってこなくなる可能性も高いので、降格願いはおすすめできません。
更に上に行く
管理職の辛いところは、上の役職の人と、平社員である部下との板挟みにあります。
だったら上からのプレッシャーがなくなるところまで登りつめればいいのです。
しかしこれはもっと現実的ではありません。
なぜなら上がいない役職とは社長、会長のことだからです。
社長・会長まで上り詰めることができるのは、ほんの一握りの人だけなので、これも現実的な方法ではありません。
なによりあなたがやりたい仕事はマネジメントや組織運営ではなく、現場の仕事なのですから、上の役職を目指すのは本末転倒ですね。
独立をする
プレイヤーとしての仕事を好むのであれば、独立してフリーランスになるという選択も考えられます。
フリーランスなら、部下を管理する必要も上司に媚びへつらう必要もありません。
ただしこの道を選ぶのであれば、会社員としての「安定」を捨て去る覚悟をしなければなりません。そして当然ですが独立したからといってうまくいく保証はどこにもありません。
また、あなたの仕事が独立してやっていけるものかどうかも重要です。例えば営業やSEの場合はフリーランスとして独立することは可能かもしれませんが、経理や人事、総務などのバックオフィス系の仕事をしている場合は、独立そのものが難しいでしょう。
独立するには、家族の理解を得る必要もあります。小さなお子さんがいたり、住宅ローンを組んでいたりするのであれば、安易に独立するのはとても危険ですよ。
明日には仕事がなくなり食いっぱぐれるリスクが取れる&独立しても食べていける自信のある強者でなければ、これもあまりおすすめできません。
転職をする
管理職を辞めて、再度プレイヤーとして活躍したいと望むのであれば、他の会社に転職するのが現実的で一番賢い選択です。
人には適材適所があります。
自らのチームに与えられたミッションを果たすための戦略を練り、部下をマネジメントすることに向いている人もいれば、自らプレイヤーとして現場でガンガン稼ぐのに向いている人もいます。
あなたが彼のように管理職を辞めたいと考えているのなら、きっとあなたはプレイヤー向きの人なのでしょう。そうであれば、現状を打破するきっかけとして転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、優秀な人材を欲しがっている企業と求職者をつなぎ合わせる会社のことをいいます。
ハローワークや転職サイトとは違って、転職の専門家であるキャリアカウンセラーがあなたの転職活動をサポートしてくれます。
違いは下記の表にまとめたのでご覧下さい。
サービス名 | 転職サイト | 転職エージェント |
---|---|---|
求人 | サイトに掲載されている求人を探すことができます。誰でも閲覧可能 | ネット上には掲載されていない非公開求人がメイン。 |
メリット | 自分のペースで転職活動をすすめることができる。 | 求人探しや面接日程の調整などの事務手続きを代わりにやってもらえる。 プロによる職務経歴書の添削や、面接対策が受けられる。 |
こんな人におすすめ | マイペースに転職活動を進めたい人。 | 短時間に効率的に転職活動を進めたい人。プロに相談しながら転職活動を進めたい人。 |
わざわざ時間を作って転職エージェントと面談をするのは、管理職として日々仕事に忙殺されているあなたにとって、ハードルが高いかもしれません。でも忙しいことを理由に行動しなければ明日も明後日もずっと同じことに悩むだけです。
転職支援のプロである転職エージェントに相談すれば、現在あなたが抱えている仕事の悩みを整理してもらえますし、今の会社よりも向いている企業を紹介してもらえるかもしれませんよ。
現状を打開し、管理職から一プレイヤーとして再度活躍したいと考えているのなら、ぜひとも時間を作って一度面談に行きましょう。
大手の転職エージェントなら、平日の遅い時間や、土日祝日も面談を受け付けているところも多いですよ。
おススメはリクルートエージェント
一口に転職エージェントといっても、さまざまな会社が存在しています。
中でもぼくがおすすめするのはリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは、転職成功実績が国内No.1であり、持っている求人数もトップクラス。担当コーディーネーターの質も高いため、ハズレの担当者に当たる可能性が低いのもおすすめのポイントです。
ぼくも過去の転職活動では毎回お世話になっていたのですが、担当者のレベルが毎回高く、非常に満足したのを覚えています。
第二新卒からミドルエイジまで幅広い案件を持っているため、あなたに適した企業がきっと眠っていることでしょう。
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※無料で利用できます。
年齢のこともあるので、転職をするなら早めの行動を
管理職からプレイヤーに戻ろうと本気で考えているのであれば、早めに行動を起こしたほうがいいです。
なぜなら若ければ若いほど転職市場では有利だからです。
管理職に任命されるということは、あなたはそれなりの年齢に達しているでしょう。
特にプレイヤーとして転職を希望するのであればなおさら若さは重要です。
迷っているひまがあれば、すぐに行動に移しましょう。
おわりに
転職エージェントに相談した結果、彼は管理職を捨てて、1プレイヤーとして活躍できる会社に転職をする道を選びました。
しかし彼に後悔はありません。
人の管理よりも、自分で動いたほうが圧倒的に向いているとわかったからです。
あなたがもし、彼のように自分が管理職に向いていないと感じているのであれば、転職エージェントに一度相談してみることをおすすめします。
もっと自分にあった会社を紹介してもらえるかもしれません。相談だけなら無料です。このままずっと悩んでいても現状は変わりません。無駄に年齢だけ重ねて、手遅れになる前に1日でも早く行動を起こしましょう!
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