かつての「バブル景気」に日本中が浮かれていた時代、多くのサラリーマンたちは会社の中で出世することを目指して頑張ってきました。


しかし、時代は移り変わり、今の20代、30代の若者たちは必ずしも出世をして管理職になりたいと考えている人ばかりではありません。


むしろ管理職になりたがらない人も多いのではないでしょうか。


その背景には、かつてのように昇進すれば右肩上がりに給料が増えていった時代とは違い、今は管理職に出世したからといって必ずしもお給料が増えるわけではないよね、という絶望感があります。


むしろ部下のモチベーションを維持させなければならない、自分だけではなくて部署全体の数字を考えなければならない、現場の事情を知らない役員からの激詰めされるなどの気苦労に対して本当にそれを引き受けるだけの価値が、はたして管理職にはあるのか?といった点を疑問視する若者たちが増えています。


この記事が、いざ管理職になったはいいが、予想以上に辛くなって辞めたくなった人にとって、今の働き方を考え直すきっかけになれば幸いです。

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30代、念願の管理職に昇進できた!

飛翔

ぼくの友人は、優秀な勤め人が多いです。


名のある企業に就職し、きちんと結果を残してきた彼らの多くは順調に出世をかさね、それぞれの企業で管理職として活躍しています。


あんちえいじゃーあんちえいじゃー

大学生のときはおんなじだったのに、一体どこで差がついたんだろうね!

30歳をすぎて未だ平社員。早く管理職になりたくて焦る友人

明暗

ある日久しぶりにぼくたちは集まり、近況を報告するための飲み会を開催しました。


中にはまさか営業職として頭角をあらわした友人や、彼女に浮気をされてしまい、シフト制の仕事を辞めた友人ウェディングプランナーの想像以上の激務ぶりに転職を余儀なくされた友人などもいました。


彼らは確かに途中寄り道をしましたが、それでも今の仕事には満足しており、それぞれが楽しい人生を歩んでいるようでした。


そんな中、1人の友人が浮かない顔をしています。


周りの友人たちもそんな彼の様子に気付き、話を聞いてみることにしました。


どうやら彼は、順当に管理職として出世しているみんなと違って、未だに平社員であることに焦りを感じているようでした。


あんちえいじゃーあんちえいじゃー

たしかに、学生時代は同じだと思っていた仲間が順調に出世街道を歩んでいる話を聞くと、わけもなく焦るよね!



そんなこと気にすることないよ!とみな彼を慰めます。


やはり学生時代からの友情はいいものですね。


彼らは心の底から、友人を励ましました。

念願の管理職になれたはいいが、、、



役職がないことに悩んでいた彼でしたが、実直な仕事ぶりが評価されたのでしょう。


ついに念願の役職を貰えることになりました!


彼に用意された役職は「課長代理」


てんぐくんてんぐくん

やったー!!おれもついに管理職に昇進だ!!!



とうれしそうにグループラインに投稿する彼。


先日の飲み会での様子を心配していたぼくたちは、みな一様に彼の管理職への昇進を喜びました。


しかしまさか、そんな彼に残酷な現実が待ち受けているとは、そのとき誰も想像さえできませんでした。

管理職の辛い点

考える中年

管理職として部下を持ち、役員とも直接関わるようになった彼ですが、それらすべてが彼の想定を超えていたといいます。

役員と社員の間で板挟み



まず何より辛かったのが、自分よりも上の役職、正確に言うと役員たちと自分の部下との間で板挟みになることでした。


上司たちの板挟みにストレスを感じることは、社会人としては誰でも遭遇する出来事ですが、そのストレスは彼の想像を超える凄まじいものでした。

役員のご機嫌取りに部下のモチベーション管理

板挟みとは、いわゆるハンバーガーのピクルスのことです。


現場のことをまったく理解せずに、自分たちの頭の中でできあがった論理を押し付けようとする役員たち。


いわゆる「ゆとり」や「草食系」が入り混じり、「好きなことで生きていく」という、現実の厳しさを全くわかっていない、理想ばかりが先行して実力が全く伴っていない部下たち。


そんな2つの全く異なる人種間の調整役として勤めを果たさねばならない日々の業務に、彼の精神はどんどん蝕まれていきました。

自分の所属する部署全体のことを考えた決断を迫られる日々



また、役職なしの一プレイヤーとして勤めていたときは、常に自分の数字だけを考えていればよかったです。


去年までと同じことをしていては到底達成できそうもないノルマを前に、彼はいつもワクワクしていました。


てんぐくんてんぐくん

ちくしょう、みてろよ!おれは去年までのおれとは違うんだ!



そんなふうに、与えられたノルマを達成することだけを考えていればよかったプレイヤー時代。


しかし、今は管理職です。


自分の数字だけではなく、自分の管理する部下たちの数字にも気を配らなければなりません。


そこには戦略性が必要になります。


  • 部に与えられたノルマを誰にいくらずつ振り分けるか?
  • 1週間の進捗具合はどうか?
  • 目標に対してどれだけ不足しているか?
  • 不足しているとしたら、どうやってその不足分を補うか?
  • 叱責?激励?


と、1プレイヤーのころには考えなくてもよかったことを考えなければなりません。


てんぐくんてんぐくん

な、なんだこれは、、、



知略を巡らせるのが好きな人にはとてもやりがいがある業務かも知れませんが、残念なことに彼にとって、これらの業務はストレス以外の何物でもありませんでした。

ちょっとした発言が、セクハラ・パワハラといわれることの恐怖



バブル時代のころとくらべて、SNSが発達した現代はセクハラ・パワハラに敏感です。


彼の部下にも、20代のとてもかわいらしい女の子がいます。


どういった発言がセクハラ・パワハラと取られるかを考え、言動には最新の注意を払わなければなりません。


インターネットのせいで、最近の若者はとにかく知識が豊富です。


管理職である彼は、本業とは関係のないそういった部分にも気を配って業務に当たらねばならず、それがとても苦痛でした。

いくら働いても残業代が出ない

お金貸して

管理職となった彼のお給料は、平社員時代よりも増えました。


しかし、業務量は確実に増加したため、残業時間も大幅に増えました。


残業代がでなくなったため、時給換算で考えると明らかに給料が減ったといいます。


これは日本社会におけるおおいなる矛盾ですね。

プレイヤーとして働きたい!

自信

望んだはずの管理職でしたが、実際になってみると気苦労が多く、彼の仕事に対するモチベーションはどんどん下がっていきました。


そして、プレイヤーとしてガシガシ稼ぎたいという思いが日に日に強くなっていきました。

辛すぎる管理職を辞めるために取るべき方法

対処法

管理職の仕事に嫌気がさした場合、具体的にどのような対応が考えられるでしょうか。

降格願いを出す

まず考えられるのは、管理職を辞退することです。


しかしこれはなかなか難しいです。


また仮に管理職からの降格願いがかなったとしても、もはやその会社ではあなたの居場所はなくなるかもしれません。


なぜなら会社側はあなたの将来性に期待して管理職を任せたからです。それを辞退することは、会社側からやる気がない社員と判断されても文句はいえません。


お給料やボーナスが減らされ、面白い仕事がその後一切回ってこなくなる可能性も高いので、降格願いはおすすめできません。

更に上に行く

競争

管理職の辛いところは、上の役職の人と、平社員である部下との板挟みにあります。


だったら上からのプレッシャーがなくなるところまで登りつめればいいのです。


しかしこれはもっと現実的ではありません。


なぜなら上がいない役職とは社長、会長のことだからです。


社長・会長まで上り詰めることができるのは、ほんの一握りの人だけなので、これも現実的な方法ではありません。


なによりあなたがやりたい仕事はマネジメントや組織運営ではなく、現場の仕事なのですから、上の役職を目指すのは本末転倒ですね。

独立をする

プレイヤーとしての仕事を好むのであれば、独立してフリーランスになるという選択も考えられます。


フリーランスなら、部下を管理する必要も上司に媚びへつらう必要もありません。


ただしこの道を選ぶのであれば、会社員としての「安定」を捨て去る覚悟をしなければなりませんし、独立したからといってうまくいく保証はどこにもありません。


また、あなたの仕事が独立してやっていけるものかどうかも重要です。例えば営業やSEの場合はフリーランスとして独立することは可能かもしれませんが、経理や人事、総務などのバックオフィス系の仕事をしている場合は、独立そのものが難しいでしょう。


独立するには、家庭環境も考慮しなければなりません。家族がいたり、住宅ローンを組んでいたりするのであれば、安易に独立するのはとても危険です。


明日には仕事がなくなり食いっぱぐれるリスクが取れる&独立しても食べていける自信のある強者でなければ、これもあまりおすすめできません。

転職をする

管理職を辞めて、再度プレイヤーとして活躍したいと望むのであれば、他の会社に転職するのが現実的で一番賢い選択です。


人には適材適所があります。


自らのチームに与えられたミッションを果たすための戦略を練り、部下をマネジメントすることに向いている人もいれば、自らプレイヤーとして現場でガンガン稼ぐのに向いている人、出世欲がない人もいます。


あなたが彼のように管理職を辞めたいと考えているのなら、きっとあなたはプレイヤー向きの人なのでしょう。そうであれば、現状を打破するきっかけとして転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。


転職支援のプロである転職エージェントに相談すれば、現在あなたが抱えている仕事の悩みを整理してもらえますし、今の会社よりも向いている企業を紹介してもらえるかもしれません。


行動しなければ明日も明後日もずっと同じことに悩むだけです。現状を打開したのであれば、ぜひともこの機会に転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントとは?

転職エージェント1

転職エージェントとは、優秀な人材を欲しがっている企業と求職者をつなぎ合わせる会社のことをいいます。


ハローワークや転職サイトとは違って、転職の専門家であるキャリアカウンセラーがあなたの転職活動をサポートしてくれます。


違いは下記の表にまとめたのでご覧下さい。

サービス名転職サイト転職エージェント
求人サイトに掲載されている求人を探すことができます。誰でも閲覧可能ネット上には掲載されていない非公開求人がメイン。
メリット自分のペースで転職活動をすすめることができる。求人探しや面接日程の調整などの事務手続きを代わりにやってもらえる。
プロによる職務経歴書の添削や、面接対策が受けられる。
こんな人におすすめマイペースに転職活動を進めたい人。短時間に効率的に転職活動を進めたい人。プロに相談しながら転職活動を進めたい人。
わざわざ時間を作って転職エージェントと面談をするのは、管理職として日々仕事に忙殺されているあなたにとって、ハードルが高いかもしれません。しかし、管理職から一プレイヤーとして再度活躍したいと考えているのなら、ぜひとも時間を作って一度面談に行きましょう。


大手の転職エージェントなら、平日の遅い時間や、土日祝日も面談を受け付けているところも多いですよ。

おススメはリクルートエージェント

リクルートエージェント

一口に転職エージェントといっても、さまざまな会社が存在しています。


中でもぼくがおすすめするのはリクルートエージェントです。


リクルートエージェントは、転職成功実績が国内No.1であり、持っている求人数もトップクラスです。担当コーディーネーターの質も高いため、ハズレの担当者に当たる可能性が低いのもおすすめのポイントです。


ぼくも過去の転職活動では毎回お世話になっていたのですが、担当者のレベルが毎回高く、非常に満足したのを覚えています。


第二新卒からミドルエイジまで幅広い案件を持っているため、あなたに適した企業がきっと眠っていることでしょう。



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※無料で利用できます。


また、転職エージェントは複数利用するのが転職活動を成功させるための秘訣です。リクルートエージェントにはない企業や業界を紹介してもらえるので、可能性を広げるためにもぜひとも登録しておきましょう。

年齢のこともあるので、転職をするなら早めの行動を

管理職からプレイヤーに戻ろうと本気で考えているのであれば、早めに行動を起こしたほうがいいです。


管理職に任命されるということは、あなたはそれなりの年齢に達しているでしょう。


ご存知の通り、転職をするのであれば年齢は若いほうが有利です。


プレイヤーとして転職を希望するのであればなおさら若さは重要です。


迷っているひまがあれば、すぐに行動に移しましょう。

おわりに

選択

転職エージェントに相談した結果、彼は転職をする道を選びました。


転職先では、また1プレイヤーとして数字を追う日々が待っていました。


しかし今の彼に迷いはありません。


人の管理よりも、自分で動いたほうが圧倒的に向いているとわかったからです。


あなたがもし、彼のように自分は管理職向いていないと感じているのであれば、転職エージェントに一度相談してみることをおすすめします。


自分にピッタリの働き方を見つけて、楽しくやりがいを持って働きましょう!



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リクルートエージェント以外にも、転職初心者におすすめのパソナキャリアや、IT業界への転職に強いワークポートの他に、よくある質問や自分にあった転職エージェントの選び方は下記の記事にまとめてあるので、あわせてご覧ください。

>>【厳選5選!】おすすめ転職エージェントの中から「あなた」にピッタリのエージェントの選び方を教えます