こんにちは、あんちえいじゃー(@abcwriter1150)です。
さて、転職回数4回のぼくが伝える、転職を成功させるためにまず確認すべきことでは、ぼくのようなワープア人生を歩まないための転職戦略論を書きました。
繰り返しますが、あなたが中小企業か大手企業かを選べる立場にいるのであれば、迷わず大手企業にいったほうがいいです。
世の中には大手企業はオワコンだから、新卒の学生や若い人は大手企業にいくべきではないという人がいます。
そして、世間の常識の反対をいくそんな意見に心を打たれ、せっかく大手企業に入社できるチャンスを棒に振ってしまう人がいます。
騙されてはいけません。
そんなことをあなたに吹き込む連中の経歴を見てください。一流大学を卒業し、一流企業に勤めながら人脈を作り、機をみて独立した人ばかりではありませんか。
なのでぼくは何度でも繰り返します。もしあなたが大手企業に入れる状況にいるのであれば、名のある大手企業に入っておいて間違いはありません。
中小企業やベンチャーに就職するか、それとも大手企業に就職すべきか迷ったなら大手企業にいきなさい
就職や転職をするにあたり、もしあなたに大手企業を選択する資格があるのなら、絶対大手企業を選ぶべきです。
なぜかというと、大手企業にいっておいたほうがその後の選択肢の幅が広がるからです。
仮にあなたが大手企業より中小企業のほうが力を発揮できる人だとしても、まずは大手企業からキャリアを始めるべきです。
なぜなら大手企業から中小企業への転職は簡単なのですが、中小企業から大手企業への転職はとても大変だからです(不可能ではないですが)。
また、中小企業でも学ぶことがないとはいいませんが、若いうちは大手企業のほうが圧倒的に学べることが多いです。
なのでもしあなたが大手企業にいける状況にいるのであれば、迷うことなく大手企業に就職しましょう。
なぜぼくが中小企業より大手企業への就職・転職をおすすめするのか
ぼくは何度目かの転職で、はじめて超一流といわれる大手企業に契約社員として潜り込みました。
そのとき、大手企業で総合職正社員として働く人たちの姿を目の当たりにしたのですが、世の中にはこんなに素晴らしい世界が実在しているのだと衝撃を受けたのを覚えています。
世の中には一流大学を卒業した優秀な人しか入社することが許されない、超一流ホワイト大手企業が確かに存在しているのです。
そして「世の中の大人たちが必死になって自分の子供をいい大学に入学させようと考えているのは、これが理由なんだな」と納得しました。
なぜならいい大学に入れば大手企業に入社できる可能性が圧倒的に増えるからです。
それではぼくが契約社員として目の当たりにした大手企業のよさについて見ていきましょう。
大手企業に勤めるとペーパーレス化やリモートワークなど世間でトレンドとされている働き方を体感できる
大手企業は、書類のペーパーレス化やリモートワークなどに積極的に取り組んでいます。
ぼくがかつて勤めていた大手企業は、会議では紙の資料は用意しませんでしたし、飲み会の出欠確認もグーグルドライブやメールで済ませていました。
リモートワークのためのITインフラにも積極的に投資をしており、小さなお子さんを持つ社員さんたちに活用されていましたね。
こういった効率的な労働環境を用意できるのは、資本をたくさん持っている大手企業ならではです。
ちなみに今勤めている中小零細企業は、未だに紙が幅を利かせています。
飲み会の出欠確認は紙の回覧で回ってきますし、重要なやり取りはFAXで行われています。
なぜか?
僕が考える中小企業でペーパーレス化やリモートワークが進められない最大の理由は、資本が乏しいからです。
ペーパーレス化やリモートワークを導入するにはコストをかけてきちんとしたITインフラを導入する必要があります。
でも、毎月ギリギリで資金をやりくりしている中小企業にはとてもそんな余裕はありません。
そしてこの資本力の差は、勤め人として心地よく働くためにはとても重要な要素だと、ぼくは大手企業に勤めて実感しました。
大手企業に勤めると優秀で教養のある人たちと高度で知的な会話をすることができる
ネット上のインフルエンサーたちは「大企業は、成績優秀で型にはまった人ばかりで面白くない」っていうけれど、そんなことは決してありません。
大手企業の正社員には国公立大学や有名私大卒の高学歴な人が多いです。
そして彼らは総じて能力や学ぶ意欲が高く、知的で教養にあふれていました。
物事を多角的に捉え、しっかりと自分の考えを持っているため、普段の会話内容も知的で洗練されています。
だから必然的に個性的で面白い人が多いんだろうなという印象を持ちました。
誰だよ高学歴出身者は画一的で面白みがないなんていったやつは?
関連エントリ>>優秀なビジネスマンになりたいのなら、大企業に入社するのがおすすめだ
大手企業に勤めると世間や国を動かすような大きな仕事に携われる
これに関しては別記事に書いたので下記の記事をご参照ください。
国を動かすようなダイナミックな仕事に携われるのは、資本力のある大手企業にいるからこそ経験できる仕事ですよ。
大手企業に勤めるとテレビや雑誌で見たことのある著名人とお近付きになれる
自分は学歴や企業名で人を判断しないと断言する人がたまにいますが、そんなの無理です。
むしろそう公言している人ほど人を学歴や勤めている会社名で判断するので気をつけましょう。
また、大手企業に勤めていると、それだけで有名な人とお近づきになれるチャンスが広がります。
これは学歴でも同じことがいえますね。
あなたが有名人の立場だったらと考えてください。
東大生と聞いたことのないFラン大学の学生さんから「ぜひとも会って話がしたい」と言われたら、どっちの学生と会いますか?
東大生からそう言われると「こいつは行動力があって将来性がある若者だ」と思って会ってやろうという気になるでしょうが、Fラン大の学生に言われても「なんだこいつ?俺を誰だと思っている。少しはものを考えてアポ打診をしてほしいものだ。これだから最近の若造は」と不快に思うのではないでしょうか。
ぼくならそう思うね。
これは企業名でも同じことがいえます。
例えば有名人が運営しているオンラインサロン。
発言権を持って、サロンの中心人物になる人はみな一様に有名大学を出ていて、有名企業に勤めている(勤めていた)人ではありませんか?
そして本屋のビジネス書コーナーに並んでいる本。
その著者のプロフィールをみてください。
聞いたことのない大学出身者で、聞いたことのない企業出身者の本が一体何冊ありますか?
いやいや、経歴を隠して本を出してベストセラーになっている人もたくさんいるよ?
たとえばちきりんさんとか、ふろむださんとか、藤沢所長とかね!
と、ドヤ顔で語る前に考えてみましょう。
なぜ彼ら彼女らが書籍を出版できたのか?
それは彼ら彼女らが超一流大学出身で、超一流企業に勤めていたからにほかなりません。
大事なことですが、大手出版社はどこぞの馬の骨ともわからない人にビジネス書は書かせないのです(エッセイとかなら書かせる)。
なぜなら権威性のない人に書籍を書かせようとしても決済権を持つ上層部を説得できませんし、ビジネスマンを対象とした書籍としては、経歴不詳の人の本は売れないからです。
大手企業に勤めている人にとって、参考になるのは自分と同等以上の学歴と職歴を持った人の言葉です。
なぜなら総じて彼ら彼女らは学歴至上主義者だからです。
なので、それ相応の学歴を持ち、それ相応の企業に勤めている(勤めたことのある)人のいうことでなければ信じません。
そんな彼ら彼女らに向けて出版する本です。
本当にどこぞの馬の骨ともわからない人に出版の声がかかると思いますか?
書籍の経歴欄には書かれていないかもしれませんが、ビジネスコーナーに並ぶ書籍を出版できるような著者たちの経歴は、きちんと裏取りされています。
ええと、つまりは大手企業のブランド力はあなたが考えている以上に大きいし、一度そのブランドを手に入れると圧倒的に人生がイージーモードになりますよということがいいたかったのです。
大手企業に勤めると残業代はきちんとでるし、ボーナスも信じられないくらいもらえる
大手企業では分単位で残業代が出ます。
本当です。
そして、大手企業の給与水準は中小企業のそれとは比較にならないくらい高いです。
特にボーナスは雲泥の差があります。
東証一部上場含む有名企業の2017年冬のボーナス平均額は80万8646円と9年ぶりの高水準となったとのことです。

80万超え、、、、だと?
関連リンク>>あの会社のボーナスは? 2017冬・日経調査:日本経済新聞
一方中小企業ですが、大阪シティ信用金庫が発表した「中小企業の冬のボーナス支給状況」によるとなんと42.3%の企業が冬のボーナスを支給しないとのことでした。
さらに支給すると答えた企業の平均支給額は27万8,664円と大手企業の平均支給額のおよそ3割程度。しかしこれでも前年に比べると増えているのだそうです。
知りたくなかった残酷な現実が、確かに存在します。
中小企業よりも大手企業のほうが休みが多い
これも意外と重要です。ごめんなさい意外とじゃなくて超重要!
大手企業のほうが中小企業よりも年間で多分10日くらい休みが多い気がします。
GWは9連休。
夏季休暇も9連休。
年末年始の休みも9連休。
それも毎年。
ちなみに今ぼくが勤めている中小零細企業はGWはカレンダー通り。夏季休暇は最大5連休です。
あと、大手企業では、定期的にもらえる特別休暇があります。
例えばリフレッシュ休暇。
中小勤めの人は聞いたことが無い単語だろう。
ぼくも大手で働いてはじめて聞きました。
企業によって定義は多少異なるようですが、要は勤続年数に応じて支給される休暇のことです。
例えば「5年以上勤めた人は、6年目に年間10日間のリフレッシュ休暇をとることができる」といった類のものです。
ぼくが前に契約社員として勤めていた会社は確か10年以上勤めた総合職正社員(ココ重要!)は、20日間もの特別休暇を取得できました。
しかもこの休みのいいところは、半ば強制的に取得させられるところにあります。
「すいません、おれ今年リフレッシュ休暇取得しないとダメなんですよ〜」
と、堂々と長期休暇が取得できるんですよね。
GW夏季休暇と合わせて取ったら、もう会社来れなくなるレベルで休めるよね?
その他にも企業によっては様々な休暇制度が用意されています。
そして何といっても、これらの休暇は通常与えられる有給休暇とは別で支給されるのです。
(※もちろん、企業によってマチマチなので100%そうだと言うわけではありません。でも、ぼくが知り合いに聞いた感じだと、大手はどこも似たり寄ったりだった)
中小企業では決して味わうことのできない世界が大手企業には存在する。だから君は大手企業にいくべきだ
まだまだある気がするけれど、ぼくが感じた大手企業の優位点はこんなところです。
今の日本では、大手企業に勤めたほうが圧倒的に幸せな人生を歩めます。
長期休暇のたびにTVで流される映像をみて不思議に思った人はいませんか?
なぜこの人達は海外で夏季休暇や年末年始を過ごすことができるのだろうか?と。
それは彼らが大手企業の社員だからです。
もしあなたが、大手企業と中小企業の両方を選択できる立場にいるのであれば、絶対に大手企業に行くべきです。
- 中小企業で自分の力を試したい?
- 中小企業なら裁量権を持って仕事ができる?
- 中小企業なら、成果をダイレクトに感じられる?
確かにそうかもしれません。
でもね
- 大手企業なら自分なんて足元にも及ばない優秀な人と切磋琢磨して自分の力を試せるよ
- 大手企業なら国を動かすような大きな裁量権を持って仕事ができるよ
- 大手企業なら世間のトレンドを動かすようなでっかい仕事の成果をダイレクトに感じることができるよ
しかも生涯年収も中小企業よりも圧倒的にいいし、理不尽な残業をする必要もありません。
もう迷うことはありませんね?大手企業に勤めて、幸せな人生を歩みましょう!!
中小企業から大手企業に転職するための具体的な方法は下記の記事にまとめたので合わせてご覧ください。